オフィスセキュリティ 用語集

ア〜オ

アクセス記録
建物または居室に入館または入室した者及びその日時を記録、保管庫等を解錠した者及びその日時の記録のこと。記録には入退室システム等により自動的に行われるもの及び筆記によるものがある。
アクセス権限
セキュリティレベルの設定された建物、居室に入る事ができる権限およびセキュリティレベルが設定された保管庫等の全てまたは一部を解錠できる権限。
アンチパスバック機能
同じIDで2回続けて入室または退室できないように制限する機能。入室していないIDでは退室できず、退室していないIDでは入室できない。
エリア
建築物にあって、外壁、内壁、間仕切り、または什器備品の配置によって動線が規制された居室及び保管庫等の内部。
オープンエリア
セキュリティエリアに該当しないエリア。
オフィスセキュリティコーディネータ
オフィスセキュリティに関する幅広い知識を有し、企業等に助言、コンサルティングを行うとともに、オフィスセキュリティマーク認証取得にあたって申請業務支援を行うことができる能力を有するとして、社団法人ニューオフィス推進協議会が認定した資格者。
オフィスセキュリティマネジメントシステム(OSMS)
オフィスセキュリティに関して、その対策を計画・構築、導入・運用、点検・監査、改善・維持のPDCAサイクルを回し、適切にマネジメントすること。

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カ〜コ

解錠
施錠された戸、扉、引出し等を開く事ができるように施錠を解除する作業。
開錠
戸、扉、引出し等を閉じているが、施錠していない状態。
開放
戸、扉、引出し等を開けたままの状態。
クリアデスク
外出や長時間の離席の場合、保護対象資産がデスク上に放置されていない状態にするセキュリティ対策。
クリアスクリーン
外出や長時間の離席の場合、デスク上のコンピュータの画面を消す、電源を切る等の方法によって、画面上の情報を見る事ができなくするセキュリティ対策。
個人情報保護法
2005年4月1日より施行されたもので、高度情報化社会の進展にともない個人情報の利用が拡大する中で、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的に、個人情報の適正な取扱いを定めた法律。
個人情報保護法の詳細はこちら >> 個人情報の保護に関する法律

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サ〜ソ

セキュリティエリア
セキュリティレベルが設定されたエリア。
セキュリティゾーニング
施設の空間領域であるゾーンを対象として、セキュリティの段階レベルに応じたゾーン分けをする事。ゾーンとは敷地内領域、建物内領域、室内領域のように境界が設定された空間をいう。
セキュリティレベル1〜3エリア
申請するエリア内でのセキュリティエリアの設定方法で、それぞれレベル1〜3に分かれる。
施錠
出入口、窓等の開口部及び保管庫等の扉、引出しを錠により開閉できないようにする作業。または開閉できないようにした状態。

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ナ〜ノ

入退室管理システム
認証システム(ICカードなどの、非接触カードキー)と施錠方式(電気錠など)、それらの利用履歴を把握するためのソフトウェアを統合させて、ネットワーク上で入退室を一元管理できるシステムの総称。
個人IDの登録・照合を通して部外者の侵入防止をしたり、アクセスレベルを設定して入室・退室の許可・拒否を設定することが可能。
認証システム
一般的にICカードや非接触カードキーなどで認証を行う認証方法。現在では個人の身体的特徴を活かした指紋認証、虹彩認証や声紋認証なども存在する。

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その他の用語

プライバシーマーク
プライバシーマーク制度は、事業者からの申請に基づき個人情報保護に関するJIS(JIS Q 15001:1999個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項)に適合し、個人情報の取扱いを適切に行うための体制を整備しているか 否かにつき、第三者機関である財団法人日本情報処理開発協会〜JIPDEC(及びその指定機関)が審査し、適合している者についてはその旨を認定するとともに、その証としてプライバシーマークと称するロゴの使用を許諾する制度です。
Pマークと略して呼ばれることもあります。
ISMS
Information Security Management System(情報セキュリティマネジメントシステム)のことで、企業や組織が自身の情報セキュリティを確保・維持するために、方針や目標を定めルール(セキュリティポリシー)に基づいたセキュリティレベルの設定やリスクアセスメントの実施などを継続的に運用する枠組みです。
ISO27001
上記の「ISMS」が国際標準化されたものです。

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